子供の夜泣きはいつまで?泣き叫ぶ原因と困った時の3つの対処法
赤ちゃんの夜泣きが酷くて眠れない…
子育てには常に悩みがつきものではありますが、その中でも代表的なのが夜泣きです。子どもの夜泣きが酷くて夜にゆっくり眠れず、ストレスを抱えている方は少なくありません。
この記事では子どもが夜泣きをする原因と対処法、夜泣きがいつまで続くのかをご紹介していきます。育児の代表的な悩みとして挙げられる夜泣きに関する知識を深めておきましょう!
目次
夜泣きはいつまで続く?
子どもによっては毎日のように続く夜泣き。
近所迷惑になっているんじゃないかという心労の他にも、家事・育児・仕事で疲れているのにゆっくり眠れないという疲労やストレスも蓄積し、夜泣きが子育てをする上で大きな悩みになってしまうこともしばしば。
まず始めに、夜泣きがいつまで続くのかをご説明していきます。
1歳前後から減ってくる
子どもの個性によって個人差はありますが、一般的には1歳前後から少しずつ夜泣きの回数は減っていきます。早い子では1歳になる頃に夜泣きがなくなりますが、遅い子だと2歳になる位まで夜泣きが減らないというケースもあります。
神経質な子もいればのんびり屋さんな子もいます。夜泣きを全くせずに夜にグッスリ眠る子もいれば、昼間に沢山寝てしまって夜はあまり眠れずに夜泣きを繰り返してしまう子もいます。
まず大前提として夜泣きは悪いことではなく、その子の個性です。
2歳になってからも夜泣きが続くから悪いということは全くありませんし、夜泣きを全くしないから良いという訳でもありません。その子の個性であり元気に成長している証拠であると考えれば、パパとママの心労にも少し変化があるはずです。
7ヶ月から10ヶ月までがピーク
赤ちゃんは成長するに従って、睡眠のパターンが変化していきます。
生まれてすぐの赤ちゃんは昼夜の区別がつかず、1日16時間~20時間ほどの睡眠を取ります。ミルクを飲んで眠るという生活サイクルを繰り返しますので、一般的には生まれてすぐの赤ちゃんの夜泣きに悩まされることはありません。
夜泣きのピークは、1日に起きている時間が長くなる7ヶ月頃から10ヶ月頃です。
生後3ヶ月から4ヶ月頃から泣き声がはっきりとしてきますので、その子の性格によってはその頃から夜泣きが酷くなってきたと感じる場合もあります。
しかし、いつまでも夜泣きは続く訳ではありません。上記でも説明したように1歳前後から夜にまとまって眠るというリズムを作れるようになってきますので、夜泣きは減っていきます。
夜泣きの原因
上記で夜泣きのピークやいつまで続くのかを説明してきましたが、そもそもなぜ子どもは夜泣きをするのでしょうか?主な原因を以下の項目でご紹介していきます。
レム睡眠の回数が多い
脳が大人よりも発達していない赤ちゃんは、レム睡眠の回数が大人よりも多いです。
睡眠には深い眠りの『ノンレム睡眠』と浅い眠りの『レム睡眠』があり、大人は通常90分でノンレム睡眠とレム睡眠を交互に繰り返して睡眠を取っていきます。深い眠りの中にいるノンレム睡眠の時は、多少の物音や光などでは起きません。これは大人も赤ちゃんも共通しています。
大人が90分毎に繰り返すのに対し、赤ちゃんは約50分でノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返していると言われています。
大人に比べて浅い眠りであるレム睡眠の回数が多いため、敏感な赤ちゃんはちょっとした物音や光などで起きてしまい、夜泣きしてしまうという訳です。
何らかのストレス
赤ちゃんは、大人のように言葉で自分の感情や気持ちを伝えることができません。伝える手段は、泣く行為だけです。
自分自身の身に何らかの不快な感覚やストレスがある場合、赤ちゃんは泣くことでそれを表現します。赤ちゃんには昼夜関係ありませんので、夜中に起きて何らかのストレスを感じることがあれば、それを泣いて表現します。それが夜泣きです。
- お腹が空いた
- 光が眩しい
- 音がした
- オムツが蒸れている
- 暑い
- 寒い
- 体が痒い
- ママが近くにいない
どんなストレスや不快感があるかは分かりませんが、主に上記のような点を意識しながら、夜泣きする赤ちゃんの不快感を解消してあげましょう。
夜泣きを改善する対処法
最後は夜泣きを改善するための対処法についてです。
ゆっくり眠りたいのに夜泣きが酷くて休めない…育児にはつきものの悩みですが、以下で紹介する対処法を使えば、子どもの夜泣きをある程度は改善できるはずです。
夜泣きに困っているという方は、ぜひ実践してみて下さいね。
活動的な日中を過ごす
大人もそうですが、日中を活動的に過ごせば夜は相対的に疲れて眠たくなります。
夜泣きがあまりに酷くて夜になかなか寝付かない子どもの場合は、昼寝の時間を調整したり日中にたくさん遊んで疲れさせておくという方法を取ることをおすすめします。
活動的な日中を過ごすためには、毎朝決まった時間に起きるというルーティーンを確立しておくことも重要です。
朝は必ず7時までに起こして、昼寝は何時間と決めておくと、子どもの睡眠に対するルーティーンを形成することができるようになっていきます。
不快感を排除する
夜泣きの原因でも説明しましたが、赤ちゃんは泣くことでしか自分の不快感やストレスを相手に伝える手段がありません。夜泣きするということは、何らかの不快感を感じている可能性が極めて高いです。
- 近くにママがいない⇒抱っこをしてあげる
- お腹が空いた⇒ミルクをあげる
- オムツが蒸れて気持ち悪い⇒オムツを交換してあげる
抱っこ、オムツ交換、授乳は夜泣きを落ち着かせる最もベターな手法です。
どこかが痒くて泣いているケースもありますが、抱っこをする時に衣服などが擦れて解消される場合もあります。ママに背中をトントンされて落ち着き、ミルクを飲んでお腹いっぱいになったらまた熟睡してくれるという子も多いです。
何かを訴えたくて夜泣きしていると考え、子どもが感じている不快感を排除するように努めましょう。
寝かしつけグッズの活用
多くの便利な赤ちゃんグッズが発売されている昨今。どうしても夜泣きが止められないと悩んでいる方は、赤ちゃんを寝かしつけるグッズを活用してみましょう。
- おしゃぶり
- α波オルゴール
- 胎内音が流れるおもちゃ
昔から赤ちゃんをあやす時に良く使われるおしゃぶりも、寝かしつけには高い効果を発揮するグッズです。
他にも、赤ちゃんの気持ちを落ち着かせてくれる音楽が流れるおもちゃ、赤ちゃんの睡眠を感知して泣き出したら自動で動き出すおもちゃなども現在は発売されています。
グッズを購入しなくてもビニールのカサカサする音が好きという子もいれば、ティッシュで顔をなでられると安心してすぐに眠る子もいます。近年では、赤ちゃんが好きな音楽を流してくれる無料アプリも多くリリースされています。
夜泣き対策グッズ、夜泣き対策アプリなどを活用しつつ、我が子が好きなものを見つけられることができれば、パパやママの労力も大きく軽減できますよね。
まとめ
夜泣きの原因や対処法をご紹介してきましたが、参考になりましたか?
近所迷惑になっていないだろうかという心労と、夜にぐっすり眠れないという疲労の蓄積は思っている以上に大変なもの。赤ちゃんは何が不満で泣いているのかを説明してくれませんし、夜泣きをする原因についてはまだ完全には究明されていません。
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心身共にまいってしまう子どもの夜泣き。しかし夜泣きは個性であり、我が子が健康に成長している証であるとも言えます。
子どもが発する要望を理解し、夜泣きと向き合ってみましょう。