赤ちゃん返りとは?子供の心理と3つのベストな対応方法を紹介

家族が増えるというのはとても嬉しいこと。しかし、弟や妹を授かったタイミングで、少し手が離れたはずの上の子が赤ちゃん返りをして困っているという家庭は少なくありません。

赤ちゃん返りをする子供の心理とは何なのでしょうか?

この記事では赤ちゃん返り時の子供の心理と、パパママが実践すべき赤ちゃん返りをした子供へのベストな対応方法をご紹介していきます。

赤ちゃん返りとは?

赤ちゃん返りとは?

下の子が生まれた時に上の子が親の気を引こうとワガママになったり、本来であればひとりで出来ることができなくなったり…まるで上の子が赤ちゃんに戻ったかのような振る舞いをすることを赤ちゃん返りと言います。

この項目では赤ちゃん返り時の具体的な行動と、いつまで続くのかという点についてご紹介していきます。

具体的な行動例

赤ちゃん返りをする子供の具体的な行動例は以下のようなものがあります。

  • 一人で出来るはずのことをやらない
  • すぐに機嫌が悪くなりワガママが増える
  • 寝かしつけないとスムーズに寝ない
  • 抱っこなど常にスキンシップを求めてくる

赤ちゃん返りで甘えたりワガママを言う対象はママであるケースが多く、パパは嫌だと感じる子が多いです。

ママが下の子にかかりっきりになり、下の子にママがしてあげている事を自分にもしてもらいたいと感じる心理が赤ちゃん返りの一番の要因です。

続く期間は幅広い

もうひとり子供がほしい全国のパパママを応援する公益財団法人の取り組みである1 more Babyが行ったアンケート結果を見ると、赤ちゃん返りが続いた期間が子供によりとても幅広いということがよく分かります。

  • 1ヶ月以下:19.2%
  • 3ヶ月以下:33.8%
  • 6ヶ月以下:23.7%
  • 1年以下:13.6%
  • 1年以上:9.6%

平均すると赤ちゃん返りの期間は5.3ヶ月になりますが、短い子では1ヶ月以下、長い子の場合は1年以上も赤ちゃん返りをし続けるという結果に。

終わったと思ったら赤ちゃん返りがぶり返して何度も繰り返すケースもあるため、一概にこれ位の期間と断定することはできません。

子供が赤ちゃん返りをする心理

子供が赤ちゃん返りをする心理

下の子に付きっきりになっている状態にも関わらず、上の子が赤ちゃん返りをしてしまって困っているという方は少なくありません。上記項目で紹介したように様々な行動でパパとママの注意を引こうとし、期間も様々です。

子供が赤ちゃん返りをする心理とは一体何なのでしょうか?ここからは赤ちゃん返りをする子供の気持ちについてご紹介していきます。

ママが大好きという気持ち

赤ちゃん返りは決して駄目なことではありません。

親の愛情を一心に受け止めたいと思う子供の健全な考え方で、上手に言葉では伝えることができない子供は態度や行動で表現するしか方法がありません。要するに、ママが大好きだという気持ちの表れに他なりません。

下の子が誕生したからと言っても上の子もまだ子供。甘えたい盛りの子供にとっては下の子を自分のきょうだいであると認識するのは難しいでしょう。赤ちゃんのことをライバルと考えてしまう子も多く、ママが常に目にかけている下の子に対して対抗心を燃やしてしまうというケースも多く見られます。

中には小さな頃から下の子をお世話する子供もいますが、それは稀なケース。自分の役割を認識しているというよりは、ママのお腹の中に赤ちゃんがいる頃からお世話をしてあげてねと言われ、言われた通りにしているというケースが多いです。

大好きなママにはいつだって自分だけを見てもらいたいもの。小さい子であればそう考えるのは当然です。要するに赤ちゃん返りはある意味で、子供であれば誰もが通るであろう正直な気持ちの表れなんです。

ママへの期待

赤ちゃん返りをする子供はママへ期待し、そして信頼しています。

子供は自立と甘えを繰り返して成長していきます。少しずつ自分で出来ることが増え、親の目が届かない場所でも自分ひとりで出来るようになることが増えていく子供。しかし当然、不安なことも多くあります。そんな時に甘えたい、しかし少しずつ自立もしていかなければいけない。親との間を行ったり来たりするこの過程が、子供を成長させます。

赤ちゃん返りは本来であれば自分ひとりで出来ることをやらなくなったり、ワガママを言って聞き分けがなくなることを指しますが、ママが何でも思い通りにさせてくれて、それでも自分のことを見捨てずに大切に思ってくれているかどうかの確認作業でもあります。

自立と甘え。ママへの期待と信頼。これが赤ちゃん返りをする子供の心理です。自分は自分の思うままに行動しても良いんだと子供は確信し、成長していきます。

赤ちゃん返りをした子供へのベストな対応方法

赤ちゃん返りをした子供へのベストな対応方法

赤ちゃん返りの行動や心理を上記で紹介してきましたが、ここからは赤ちゃん返りをした子供へのベストな対応方法をご紹介していきます。

コミュニケーションの時間を増やす

赤ちゃん返りをした子供に対してまず伝えなければいけないのは、「あなたを大切におもっている」ということを感じさせてあげることです。

大人のように流暢な言葉でコミュニケーションを取ることができない子供に対して、自分の愛情を伝えるベストな方法は触れ合う時間を多く作るというもの。要するに、スキンシップを増やしてあげるということです。

  • 抱っこする
  • 頭をナデナデしてあげる
  • 話を聞いてあげる
  • キスをする
  • 一緒に遊んであげる

赤ちゃん返りをしている子供の心理の中に『ママへの期待』があります。ワガママを言ってもママは構ってくれる、見捨てない、側にいてくれる、そう期待して赤ちゃん返りをする子供はとても多いです。

言葉によるコミュニケーションも大切ですが体と体が触れ合うスキンシップも大切にしてあげてください。下の子に付きっきりになっているなと感じた時、ふとした瞬間に抱きしめてあげるだけで子供には自分の愛情が伝わるはずですよ。

上の子をきちんと立ててあげる

赤ちゃん返りをしている子供に対しては、「下の子だけでなくあなたのこともきちんと見ているよ」という行動や言動を起こすことがとても大切です。

しかし、頭では分かっていてもなかなか簡単に対応できるものではありません。下の子が乳幼児で小さく、上の子がある程度の年齢を重ねていれば少しくらい放っておいても大丈夫かなと考えてしまうのは当然です。

おむつ替えや授乳などに気を取られて上の子を構ってあげられる時間を確保するのが難しくなってしまっても、上の子を優先してあげるだけで子供の欲求は満たされます。後は短時間でも構いませんので、上の子と一緒の2人だけの時間を確保するようにしましょう。

大切なのは「あなたのこともきちんと見ている」ということを、上の子にきちんと行動と言動で伝えるということです。

怒らない

赤ちゃん返りをしている子供のことを怒ってはいけません。

パパやママのことをわざと困らせているような赤ちゃん返り時の行動ですが、子供は困らせようと思ってやっている訳ではありません。パパやママが好きだという気持ち、自分に目を向けて構ってほしいという気持ちからきている行動なので、それに対して怒ってしまってはいけません

例えワガママを言っていたとしても、コミュニケーションとスキンシップで解決できます。怒ってしまうと子供の赤ちゃん返りが更に酷くなるケースも考えられます。カッとなってしまうような場面であっても、この子は自分の事を困らせようと思ってわざとやっている訳ではないと自分自身に言い聞かせ、怒らずに冷静に対応することが大切です。

まとめ

赤ちゃん返りの具体的な行動例や子供の心理、ベストな対応方法についてまとめてご紹介してきましたが参考になりましたか?

赤ちゃん返りは愛するパパやママを取られたくないと考える純粋な子供の普通の感情です。変わっている訳ではなく、自分が愛する人を自分に目を向けてほしいと考える子供が一生懸命がんばって訴えているものです。

誕生したばかりの下の子の面倒に付きっきりになっている中、上の子が赤ちゃん返りをするのは確かに大変です。赤ちゃん返りをする子供の心理と対応方法を学習し、愛する我が子への接し方を今一度考える機会をぜひ作ってみて下さいね。

ご購入は
こちらから