コロナ禍における子育ての主な3つのストレスと解消方法
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、在宅時間が急増した現代社会。
コロナ禍で外世界との接触機会が減少したことで、家族時間は増えたものの孤独感は強まったという方も少なくありません。在宅時間が増えたことで、夫婦間での子育てに対する意識の差が浮き彫りになっていくケースもあります。
この記事では、コロナ禍における子育ての主なストレスと解消方法をご紹介していきます。家族と一緒に過ごせる時間が増えたというプラス面がある一方で、多くの家庭ではそれがストレスにもなっています。
目次
コロナ禍における子育ての主なストレス
新型コロナウイルス感染拡大の影響による外出自粛や休校、働き方改革でリモートワークになったという方も少なくないでしょう。子どもは学校へ、夫は仕事へ出かけていくという日常が変わりつつあるのが現代社会です。
コロナ禍で家族で一緒にいる時間は増えたものの、それが原因で新たな子育てに関する悩みが増えたという方も少なくありません。
ここからは、多くのママが抱えているコロナ禍における子育ての主なストレスを紹介していきます。私だけが感じている悩みじゃないんだと知るだけでも、ストレス解消の大きな一歩になるはずですよ。
長く子どもがいることで育児負担が増える
今までは保育園や学校などへ子どもが行っている時間はママにとって唯一の空いているリラックス時間だったにも関わらず、その時間が新型コロナウイルスの影響でなくなってしまい、単純に育児負担が増えたことがストレスになっているママは多くいます。
保育園や学校が再開された今は前よりは育児負担は軽減したものの、夫がリモートワークになった影響で家事負担が増えたという方も多くいます。良くも悪くも、誰かが家にいるということはその分ママの仕事は増えるということを意味します。
保育園や学校は再開されたものの、休みの日に今まで通りどこかに出かけたり、学校の行事で長期間どこかへ行く機会は減少していますので、子どもと一緒に過ごす時間は格段に増えています。家族と共に過ごせる時間が増えて嬉しい反面、ママにとっては家事育児負担が増えて大変です。
男女平等が叫ばれている昨今であっても、家事育児の多くはママが担当しています。コロナ禍で家事育児負担が増えたことは、ママにとっては手放しで歓迎できるものではありません。
ひとりの時間が作れない
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ひとりの時間を満喫することができなくなってしまったママは多くいます。
特に感染者が多い地域で子育てをしている方は、人が集まる場所へ気軽に行くことはできませんし、大勢で集まることもできません。前までは子どもが学校や保育園に行っている間にママ友と集まってランチを食べていたという方も、コロナを気にして控えているという方も多いでしょう。
子育てを頑張るためには、どこかで手を抜かなければなりません。手を抜いて、リラックスする時間を作ることが子育てを頑張るモチベーション維持には重要ですが、コロナ禍で気軽にリラックス時間を確保できなくなってしまったことは、大きなストレスの要因のひとつです。
コロナ禍でひとりの時間を作りにくくなってしまった、またはリラックスしてストレス発散する機会が減ってしまったと悩んでいるママは多くいらっしゃいます。
外の世界を遮断することで孤独に
新型コロナウイルス感染を防ぐために外の世界を遮断して子育てをしていると、孤独感に苛まれることになります。子育ては楽しいものですが、育児ストレスがかかるということも忘れてはいけません。
子どもと過ごす時間がマンネリ化してしまい、子どもも飽きてしまうというデメリットもあります。最初は子どもと共に家で楽しめるさまざまな遊びを試してみるものの、最初は楽しいのですが大人も子どもも同じ遊びばかりでは飽きてしまいますよね。
自宅でできることは限られていますし、気軽に外出できないというストレスは子どもも感じます。外の世界を遮断することで誰とも話さない日が続き、ひとりの時間を作れないことにストレスを感じてしまうというママは多くいらっしゃいます。
確かに外の世界を完全に遮断すれば新型コロナウイルスの感染リスクは減るものの、家族以外の誰とも話さずに子育てをするというのは、自分ひとりで思い詰めてしまう大きな要因になります。特に小さな子どもを育てているママは悩みが多くあるかと思いますので、外の世界を完全に遮断するのは危険です。
コロナ禍における子育てストレスを解消する方法
家事育児負担の急増、ひとりの時間が作れない、外の世界を遮断することによる孤独感…コロナ禍では、多くのママがこのようなストレスを抱えながら子育てをしています。
まだまだ終息の光が見えない新型コロナウイルスの感染拡大。ここからは、コロナ禍で抱えてしまう子育てにおけるストレスを解消する方法を紹介していきます。
SNSを使ったコミュニケーション
コロナ禍における外部とのコミュニケーションで、最もおすすめの方法はSNSの活用です。
Twitter、Facebook、Instagramなど、最近では外部の方と気軽にコミュニケーションが取れるツールがたくさんあります。コロナ禍においては、外に気軽に出かけることができなくて悩んでいるママは多くいらっしゃいますので、そういった方とSNSを通じてコミュニケーションを取ることで、外の世界を遮断することによる孤独感は軽減されるでしょう。
コロナ禍における育児ストレスを誰かに話すだけでもストレスの発散になります。自分ひとりで抱え込まずに、誰かに話すということを意識してみると良いでしょう。
新たな家族ルールを作る
ワンオペ育児になってしまっている多くの家庭は、家事分担の話し合いなど一切せず、成り行きでママが多くの家事育児を担っているというケースが多いです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、夫の帰宅時間が早くなったり休日出勤がなくなったり、中には完全リモートワークになったという方もいるでしょう。今までとは自宅にいる時間も頻度も増えているという方が多い中で、今までと同じ家事育児分担ではママの仕事が増えてしまうだけです。
新たな家族ルールを作るため、夫と話し合いの場を設けて家事育児の分担について相談してみましょう。
夫の帰宅時間が早くなったのであればお風呂掃除や料理などの家事を時々任せたり、家にいる時間が長くなったのであれば子どもを見てもらう時間を増やしてみるのも手です。
コロナ禍で家事育児の負担が増えてそれがストレスになってしまっているママは多くいますので、コロナ後の日常をストレスなく過ごすためにも、きちんとしたルール作りを提案してみるのはおすすめです。
まとめ
コロナ禍における子育ての主なストレスと解消方法についてまとめて紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
新型コロナウイルス感染拡大の影響で家族で過ごす時間が増えたことは嬉しい面もありますが、子どもと過ごす時間が増えたことで苦労は増え、手放しで喜べる状況ではないという方も多くいます。
ママがストレスを抱えながら子育てをしていれば、それは子どもやパパにも当然伝わります。コロナ禍にありながらも楽しく、心地よく子育てをするためにも、上記で紹介した主なストレスと解消方法はぜひ実践してみて下さい。
終息の見通しが見えない新型コロナウイルスですが、必ずいつかは今まで通りの日常が戻るはずです。子育てにおけるストレスを上手に解消しながら、楽しく毎日の生活を満喫しましょう。