子育て中のつらい睡眠不足を上手に解消する3つの方法
子育て中のママの大きな悩みである睡眠不足。
産まれて間もない赤ちゃんは数時間置きの授乳やおむつ替えだけでも大変で、その時間はママの睡眠時間を削って行われることもあります。
赤ちゃんの睡眠は細切れ睡眠と呼ばれ、小さい音にも敏感ですぐ目を覚ましてしまいます。家事がひと段落して寝ようと思っても赤ちゃんが目を覚まして眠れない…そんな悩みを抱えているママは多いですよね。
子供のお世話以外にも睡眠不足の原因は様々で、睡眠不足が重なるとママの体がSOSを出して体調が悪くなってしまうこともあります。
この記事では、ママの睡眠不足の原因からそれによって引き起こされるトラブル、睡眠不足を解消する3つの方法をご紹介します。
目次
ママが睡眠不足になってしまう原因
睡眠不足解消のために、まずはその原因を探っていきましょう。子育て中のママの睡眠不足の主な3つの原因を紹介します。
赤ちゃんの夜泣きや授乳
赤ちゃんが夜中にいきなり目を覚まして激しく泣くことを夜泣きは、生後6ヵ月~1歳半の間で多く見られ、困ったことに原因がわからないことが多々あります。
抱っこをしたり、おむつを替えたりすることで泣き止んで寝てくれることもありますが、一晩中抱っこをしてもなかなか泣き止んでくれないなんてことも。
また、授乳中の赤ちゃんは数時間置きに授乳が必要で、その時間は昼夜関係なく訪れます。
ミルクの赤ちゃんならパパに任せることもできますが、ママの母乳だけで育っている赤ちゃんにはママが絶対に必要です。
夜泣きや授乳が原因で夜にまとまった睡眠が取れず、結果的にママの睡眠不足の原因となってしまうことはとても多いのです。
共働きの場合は家事をする時間の確保
昼間は子供を保育園に預けて働いているママは、家事をする時間は当然仕事が終わって家に帰ってきてからかお休みの日になります。
子供が起きている時間に子供の相手と家事をうまく両立することができない時は、子供が寝てから洗濯や掃除をする必要がありますよね。
家事に追われて睡眠時間を削っているというママはとても多いです。
パパやおじいちゃん、おばあちゃんの助けを借りることができない状況のママは、余計に子育てと家事の連続で睡眠時間が少なくなってしまいます。
自分の時間を作るため
ママが趣味や好きなことをゆっくりできるのは子供が寝た後だけです。
録画したドラマを見たり、何かを作ったりと自分の時間を確保したいとなると、どうしても睡眠時間を削ることになってしまいます。
趣味や好きなことに没頭する時間は育児ストレスを発散するという意味ではとても大切なことですが、そのせいで睡眠時間を削ってしまうというのは元も子もありません。
睡眠不足によって引き起こされるトラブル
睡眠不足が体に良い影響を与えてくれるということは全くありません。ここからは、睡眠不足が原因で起きてしまうかもしれないトラブルについてご紹介していきます。
子供や家族にイライラしてしまう
寝不足が重なって精神的に疲労が溜まってしまうと、あらゆることにイライラしてしまい子供や家族にあたってしまうなんてことがあります。
特に子供に対してイライラが原因で怒ってしまった時などは、後から自己嫌悪に悩まされ寝ている子供にごめんねと話しかけて悲しくなったりと、睡眠不足によるイライラで良いことは何一つありません。
体が元気ならイライラせずに子供や家族と冷静に向き合うことができるような場面でも、睡眠不足によるイライラで冷静な判断ができなくなってしまうことがあります。
日中眠気が邪魔をして仕事や家事が進まない
夜まとまった睡眠をとっていないせいで、日中やるべき仕事や家事が思うように進まなくなってしまいます。体を動かしたいのに眠くて何もできないというように、睡眠不足が原因で効率が悪くなるなんてことも。
寝不足が原因で体調が悪くなってしまい、結果的に仕事や家事が進まないということもあります。ひどいときは吐き気やめまいを引き起こし、とても動ける状態ではない、とまで追い込まれてしまっては仕事や家事はお休みしなければいけません。
体調不良を引き起こす
睡眠不足が原因で体調不良になってしまうこともあります。
頭痛、自律神経の乱れ、不眠症の原因だけでなく、睡眠不足は産後うつのリスクが上昇するとも言われています。
体調不良になってしまうと子供との時間を楽しく過ごすことも難しくなったり、家事や仕事に支障が出てしまうケースも考えられます。
産後は女性ホルモンの急激な減少によってただでさえ体調不良を起こしやすいので、そこに睡眠不足による体調不良が重なるとママは本当に辛い思いをすることになります。
睡眠不足を解消する3つ方法
睡眠不足の解消は自分の健康を維持するためにも重要です。最後に紹介するのは、睡眠不足で悩んでいるママにおすすめの解消法です。
15分~20分の仮眠をとる
心身の健康を維持するには、1日に7~9時間の睡眠が必要だと言われています。
しかし、子育て中のママのように多忙でまとまった睡眠時間がとれないという場合は、上手に仮眠を取り入れることをおすすめします。
海外では企業が仮眠を取り入れているという事実もあるほど、短時間の仮眠はパフォーマンスを高めるために必要されています。
15分~20分程度の短い時間の睡眠をとることで、夜の睡眠の邪魔をせずに疲れやストレスを解消することができます。
ノンレム睡眠状態をうまく活用して脳を休ませることで、短時間の睡眠でも十分効果があります。子どもが大人しく仮眠している時、または家事が一段落した時を見計らって、短い仮眠時間を毎日設けてみましょう。
家族の協力をお願いする
NHKすくすく子育て情報が実施した全国のパパママの悩みの第3位が「ワンオペ育児でパンク寸前!」という結果に。育児に参加するパパが増えている一方で、まだまだワンオペ育児に苦しんでいるママも多いというのが現実です。
パートナーや両親などの協力をお願いできる環境であれば、ゆっくり眠るために素直に協力をお願いしてみましょう。子供を少し家族に預けて眠る時間を作ったり、マッサージに出かけたりするのもおすすめです。
どうしても協力をお願いできる人がいないという方は、一時保育を利用するという方法があります。
自分の体が悲鳴をあげる前にしっかり休むことは、育児をサボっているということにはなりません。家族の協力や一時保育を利用して、しっかり体を休めてあげましょう。
家事の時間を短縮させる
睡眠時間を確保するために、家事の時間を短縮させるというのも一つの手です。
例えば毎日ちゃんとした食事を作らなきゃと頑張っているママは、時にはお惣菜だけ出来合いのものを用意したりして休める時間を確保しましょう。
また、絶対にやらなければいけないリストを作ってそれ以外のことは毎日少しずつやるなど、家事に使う時間を工夫して短縮させることでゆっくり休む時間を作って体を休めてあげましょう。
時短家電を使って家事の時間を短縮するのもおすすめです。
食器洗いは食洗器に、洗濯は乾燥器にお願いするというだけで、家事を楽にすることができます。家事の時間を短縮するだけで、時間ができるだけではなく気持ち的にも楽な気持ちで過ごすことができるようになりますよ。
まとめ
睡眠不足の原因から、それによって引き起こされるトラブル、睡眠不足の3つの解消法を紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?
子供との時間を楽しく過ごすためにも、睡眠不足は解消していつも元気なママでいたいですよね。
自分の睡眠不足の原因はどこにあるのかを考え、対策をとって健康を維持しましょう。睡眠不足対策として「抱っこケア」のサプリを飲むのもおすすめです。睡眠の質を高め、体の疲れを癒しながらすっきり目覚めることができますよ。
家族と協力し合いながら子育てを楽しみ、時には自分のための心休まる時間を大事にしてみて下さいね。