子育て中のイライラは子供が原因じゃない?5つの解消法を紹介

子育ては24時間365日営業。休業日がないため気持ちが休まらず、ストレスが溜まってしまうこと、ありますよね。
イライラしても仕方がないと思っても、気付いたらついつい眉間にシワが寄ってしまっていることもしばしば…
ですが実は、このような子育て中のイライラは子供が直接的な原因ではなく、別のところにあるという調査結果が出ているんです。
この記事では子育て中のイライラの正体と、イライラを解消する方法をご紹介していきたいと思います。

子育て中どんな時にイライラする?


参考:https://kidsline.me/magazine/article/97
ベビーシッターや家事代行のオンラインマッチングサービスを提供するKIDS LINEが子育て中の男女約500名に行った調査によると、「子育て中で一番ストレスに感じることはなんですか?」という質問に対して下記のような結果が出ています。

  • 自分の時間がない…53.5%
  • パートナーや周囲の協力がない…15.8%
  • 子供と一緒にいる時間が少ない…12.1%
  • 責任の重さを感じる…11.1%
  • お金がかかる…7.5%
  • イライラの原因として最も多く、半数以上を占めているのが「自分の時間がない」というものです。
    子育て中はどうしても子供にかかりきりになってしまって、なかなか自分の時間を取ることができなくなってしまいますよね。
    次いで多いのが「パートナーや周囲の協力がない」というもの。
    昨今ではワンオペ育児が社会問題として取り上げられていますが、お互いが不満を抱えていると、上手く意思の疎通が図れずどんどんイライラが募ってしまうものです。
    コミュニケーションを取るくらいの気持ちでリラックスして会話してみると、お互いに抱えていたものを吐き出して気持ちを通じ合わせることもできるかもしれません。

    イライラするのは「自分に余裕が無い時」


    子育て中にイライラしてしまうことで「かわいい子供にイライラしてしまうなんて私はダメなママだ」と感じてしまう方も少なくありません。
    株式会社ロッテが1〜3歳の子供を持つ450名のママを対象に行った「子どもの泣きと育児ストレスに関する意識調査」では、82.4%ものママが自分のことをダメなママだと感じたことがあると回答しています。
    しかし、そんな風に自分を責める必要はありません。
    なぜなら子育て中のイライラは、そもそも子供だけが原因となっている訳ではないからです。

    岩手県で199人の乳児のママを対象に行った「乳児の母親の育児ストレス状況とその関連要因」という調査から、育児ストレスは『親が持っている不安や怒り』と関係しているということが判明しています。

  • パートナーとの関係
  • 親という責任への不安やプレッシャー
  • 仕事上の問題
  • 寝不足
  • 疲労
  • 舅や姑との関係
  • ママ友との付き合い
  • ご近所トラブル
  • このように、子育て中のストレスには多くの要因が影響しあっています
    これらの様々な要因によって自分の中に余裕がなくなってしまっている時、それがイライラとして表面に現れてくるのです。
    今イライラしているなと思ったら、イライラの原因を探すのではなく、「自分に余裕を持てなくなっている理由」を探ってみましょう。
    子供にイライラする、落ち込む、またイライラする…という悪循環を断ち切るためにもイライラを引き起こす理由を見極め、一つずつ取り除いていくことが大切です。

    子育て中のイライラを解消する5つの方法

    上記でも説明したように子育て中のイライラは様々な要因の積み重ねで発生します。
    しかし、イライラの原因を一度に全て解決することはできませんよね。

    ここからは子育て中のイライラを和らげ、解消する方法をご紹介していきます。
    子育て中にイライラしてしまうという方は、ぜひ参考にしてみてください。

    その1:ひとりの時間を作る


    どうしても子育て中にイライラしてしまって仕方がない。そんな時は、少しでもいいので一人の時間を作るようにしましょう。
    例えば、月に一度はパートナーや祖父母に子供を預かってもらってショッピングに出かけたり、美容院やエステで自分のためのケアをしてあげたり。
    家族に預けることが難しいという場合でも保育園の一時預かりや、自治体が行っているファミリーサポートを利用してみるのもオススメです。
    普段ずっと一緒に時間を過ごしている分、離れてみると子供のかわいさを改めて実感することができるようになります。気分転換にもなる、一石二鳥の方法です。

    その2:ママ友と話す


    悩みは一人で抱えてしまっていると辛いですよね。
    「誰かに話しても解決しないから」と思って話すのを躊躇っている方もいらっしゃるかもしれませんが、話すことはそれだけでも立派なストレス解消方法です。

    カフェなどでゆっくりランチを楽しむことができない時でも、LINEなど今は無料で手軽にビデオ通話が楽しめるツールがたくさんあります。
    このようなツールを活用すれば、子供がちょっと寝ている隙に誰かと会話してストレス発散もしやすくなります。
    家族に話を聞いてもらうのもいいですが、保育園や幼稚園、小学校など同じく子育ての真っ最中のママ友とであればより自分の気持ちを打ち明けやすいでしょうし、お互いに共感し合いながらストレス発散できるのではないでしょうか。

    その3:どこかで手を抜くようにする


    育児に家事、仕事など全てを完璧にこなそうとしても、実際はなかなか思い通りにはいきません。
    そんな時、子供に部屋を散らかされたり、予想していなかった行動を取られるとどうしてもイライラしてしまいがちになりますよね。
    子供のお世話は本当に大変です。だから、「完璧にはこなせないのは当たり前」と割り切ってどこかで手を抜くようにしましょう

    少しくらい部屋が散らかっていても気にしない、食事を出来合いのお惣菜や時短レシピにする、家族に家事をお願いするなど。

    やらなければいけないことがたくさんあるとパニックになってしまいがちですが、少しでも負担が減れば気持ちも軽くなりますよ。

    その4:泣く


    「泣くことはストレス解消に効果的」とよく耳にしますが、実はその効果は科学的にも実証されているということはご存知でしたか?
    山口県立大学看護栄養学部の研究で、下記のような結果が出ているのです。
    本研究によって情動性の涙を流すことには、疲労 感を軽減する効果とともに、ストレス緩和やリラック スを速やかにもたらす効果があることが示された。

    出典元:情動性の涙のストレス緩和作用に関する研究
    また、涙にはストレス物質と言われる「コルチゾール」などを体外へと排出する役割も果たしています。
    涙と一緒に、身体に溜め込まれてしまったストレスが洗い流されているのです。

  • 目を保護するための「生理的な涙」
  • タマネギを切った時など刺激に対する「反応性の涙」
  • 感動した時や悲しいなどの「情動性の涙」
  • 涙には上記のような3種類があるとされていますが、ストレス解消効果があるのは「情動性の涙」です。
    映画やドラマ、漫画や小説など、今はスマートフォン一つで手軽に視聴できますよね。子育ての合間で作品を楽しんで、思いっきり泣いて、気持ちをすっきりさせるというのもストレス解消法の一つです。

    その5:体のケア


    育児中は睡眠不足になってしまったり、忙しくてなかなか自分の体のケアができなかったりしますよね。
    こんな体の不調も、イライラを引き起こす原因の一つです。元気な時ならかわいいくらいの子供のワガママも、体調が悪い時だと負担に感じてしまいます。
    忙しくてなかなか時間が取れない時のケア方法としては、サプリメントがオススメです。

    子育て中のママ・パパをサポートしたいという思いから生まれた『抱っこケア』には子育て中の悩みをサポートできる成分を配合。
    原料にもこだわり、国内GMP認定工場で製造を行っているため安心です。
    「寝不足やストレスで辛い」「産後の体型変化や抱っこ、子供の相手で体に負担がかかっている」「子供と一緒に遊ぶための体力がほしい」こんな風にお考えの方はぜひ一度お試しください。

    まとめ


    子育て中にイライラすると、「子供にイライラするなんて」「ママとして未熟だから」とついつい自分を責めて落ち込んでしまいがち。
    でも、実際はイライラの原因は子供ではなく、他の場所にあることがほとんどです。
    ストレス解消方法を実践しつつ、イライラを引き起こしている原因を一つ一つ取り除いていきましょう。