5つの材料で作れる子供が喜ぶ簡単おやつレシピ
子供に欠かせないおやつは毎日のことなので手作りや市販のものなど、何をあげたら良いのか悩んでしまいますよね。
おやつは子供にとってただ甘い食べ物というだけではなく、子供が成長する上でとっても重要な役割があるのをご存じですか?
また、何かを手伝いたい、なんでも自分でやりたいという年頃の子供のお手伝いに、おやつ作りはとても最適です。
そこでこの記事では、おやつをあげることの重要性と一緒におやつを作るメリット、簡単な5つの材料でできるおやつレシピをご紹介します。
目次
おやつをあげることの重要性
子供にとっておやつは嬉しい時間、ワクワクする時間の1つ。そんなおやつには、重要な役割があります。ただ何も考えずあるものをあげるのではなく、虫歯や肥満を引き起こさないよう気を遣う部分でもありますよね。まずは、子供におやつをあげることの重要性を2つご紹介します。
足りない栄養の補給
幼児期の子供は成長が早くたくさんの栄養素を必要としていますが、子供の胃袋はとても小さく消化機能も未熟な状態です。一度にたくさんの量を食べて栄養を補給することができない子供は、1日3回の食事では十分な栄養を摂ることができません。
活発な子供が必要なエネルギー源である栄養を十分に摂るためには、おやつで補給する必要があります。そのため、保育園のおやつのメニューは捕食の役割を果たすうどんやパスタが出ることも。足りない栄養を補給するための4食目の食事としておやつは重要なのです。
食の楽しみを深める
おやつの時間は子供にとって楽しい時間の1つなので、色々な味を覚えたり食事は楽しいものだと教える良いチャンスです。また、家族や友達と楽しくおやつを食べることで、子供の心を癒したり、リラックスできる時間になるという効果もあります。
また、食べ物に興味を持ち、食べたいという気持ちを高めることができるのもおやつの良いところ。特に食が細い子は、おやつの時間で食の楽しみを知ることで食事全般に対する興味が沸くきっかけになることもあります。
一緒におやつを作るメリット
親子のコミュニケーションの時間に最適なおやつ作り。そんなおやつ作りの時間を一緒に楽しむことのメリットを3つ紹介していきます。
達成感を得られる
自分で何かを作り上げることは、子供にとって達成感を感じることができる時間になります。小さいうちから自分自身の力で1つのものを作る達成感を味わうことで、子供の自信に繋がり次も頑張ろうという力になります。
この達成感は、食事を全部食べたということでも味わうことができます。お皿をいつも完璧に綺麗にできない子供でも、自分で作ったものだと完食することができることも多く、完食したという達成感を感じることができるようになります。
食育になる
食に興味がなく、偏食がちな子供や小食の子供に対し、嫌いなものをどうにか食べさせようと頑張っているママも多いですよね。そんな食に興味があまりないという子供でも、自分で作ったものは最後まで食べてくれたりと、嫌いを克服するのに一緒に作るという行為は最適です。
また、楽しいおやつの時間こそ食事のマナーを教えるのに最も適した時間です。楽しい気分のまま教えることができるので、子供もすんなり食事のマナーを覚えることができます。
コミュニケーションの時間を増やすことができる
親子がコミュニケーションをとる時間は成長と共に減ってしまうこともありますが、一緒におやつを作るという時間を使って触れ合う時間を増やすことができます。
おやつを作ったり食べたりしながら楽しい親子の時間を共有することで、子供との会話が増えて日常的に料理の会話が出来たりと、絆を深めることができます。
感謝の気持ちが生まれる
子供が自分で何かを作ることを覚えると、毎日当たり前のように出てくるママの手料理に対して感謝の気持ちが生まれます。
子供と一緒に料理するのは時間がかかり、自分で作ったほうが楽だと感じるママも多いと思いますが、作り手の気持ちを子供が理解してくれるようになると、ママが作ってくれる料理にも「いつもありがとう」と感謝の気持ちを伝えてくれるようになります。
5つの材料でできる簡単おやつレシピ
おやつの重要性、メリットと紹介してきましたが、ここからは子供と一緒に簡単に作れるおやつレシピを紹介していきます。
以下で紹介する簡単おやつレシピの材料はたったの5つ。
- ホットケーキミックス
- 卵
- バター
- 砂糖
- 牛乳
さらにバナナやリンゴなどの果物を入れることでアレンジも簡単なので、以下で紹介する簡単おやつレシピを覚えておくと、子供と一緒に作ったりする時もとても楽です。
マフィン
参考URL:https://cookpad.com/recipe/5672349
カップケーキ型の手のひらサイズで手軽に食べることができるマフィン。砂糖の量を調整すれば朝ごはんとして食べることもできる簡単なマフィンの作り方をご紹介します。
材料:ホットケーキミックス150g、卵1個、バター50g、砂糖50g、牛乳50㏄
- バターをレンジで加熱して溶かしておく
- ボウルに卵を入れて溶き、バター、牛乳、ホットケーキミックスを加えて混ぜる
- マフィン型に入れてオーブンで約20分焼く
全部の材料を混ぜて焼くだけなので、子供と一緒に簡単に作ることができます。バナナなどの果物を入れる時は、材料を混ぜる段階で一緒に混ぜたり、生地の上にのせたりするとおいしく出来上がります。
バームクーヘン
参考URL:https://cookpad.com/recipe/6304988
ドイツ生まれのドーナツ状のケーキであるバームクーヘンも、卵焼き器を使えば簡単に作ることができます。一口サイズの可愛いバームクーヘンの作り方をご紹介します。
材料:ホットケーキミックス100g、卵2個、バター50g、砂糖50g、牛乳100g
- バターをレンジで加熱して溶かしておく
- ボウルに卵、牛乳、砂糖を入れてよく混ぜる
- ホットケーキミックスとバターを加えてよく混ぜる
- 卵焼き器に薄くサラダ油をひいて生地を薄く広げる。気泡が出てきたら端から巻いていく
- 同じように生地を6~7回繰り返して焼きあがったら粗熱を取りカットする
こちらも混ぜて焼くという簡単なおやつなので、混ぜる工程を子供と一緒に楽しく作業することができます。果物を入れたい場合は、生地に混ぜると巻くのが大変なので、生地の上に果物をのせて巻くことで切ったときにかわいいバームクーヘンが出来上がります。
パウンドケーキ
参考URL:https://cookpad.com/recipe/6342909
アレンジ自在で好きな味にすることができるパウンドケーキも、型があれば簡単に作ることができます。1つ作ればカットして冷蔵庫での保存も可能なパウンドケーキの作り方をご紹介します。
材料:ホットケーキミックス150g、卵1個、バター30g、砂糖大さじ3、牛乳50㏄
- バターをレンジで加熱して溶かしておく
- すべての材料をボウルに入れてよく混ぜる
- パウンドケーキ型に入れてオーブンで約30分焼く
こちらも果物や紅茶、ココアなどを入れるといつもと違ったケーキを何種類も作ることができます。果物を入れる時はマフィンと同じように生地に混ぜたり上にのせたりすると見た目も綺麗なパウンドケーキが仕上がります。
まとめ
子供におやつをあげる重要性と一緒に作るメリット、5つの材料で作れる簡単おやつレシピを紹介してきましたが参考になりましたか?
忙しい朝食や夕食の準備はなかなか手伝ってもらうことが難しいかもしれませんが、おやつならママもゆったりした気持ちで子供と接することができますよね。
混ぜて焼くだけの簡単おやつばかりなので、果物やジャムなどを使ってご家庭でアレンジしながら楽しんでみて下さい。
子供にとって大好きなママと一緒におやつを作る時間はかけがえのないもの。素敵な思い出をたくさん作るという意味でも、ぜひお子さんと一緒におやつ作りを楽しんでみて下さいね。